東京大学 大学院情報学環教育部の入試に関心がある方へ

令和6年度の入試の案内が、こちらに掲載されています。
情報学環教育部に関心のあるかたは、ぜひ入試要項と、下記のパンフレットを読ご覧になってください。 
 
学生が運営する情報学環教育部の自治会が作成した、教育部の紹介パンフレットが、大学のホームページに公開されています。

23年度版 直りんくはこちら

22年度版 直リンクはこちら
 
本年度の駒場祭(11/24-26 )で、教育部研究生が キーウの台所と題して、ボルシチの提供をおこないます。直接、教育部研究生とお話しして聞いてみたいかたは、1号館 西B でお会いできるかと思います。
 
このエントリーは、au-lab に投稿された、情報学環 学祭情報学府に関する udagawaさんの記事へのオマージュで、
大学院ではない教育組織 情報学環教育部について記載したものです。(学際情報学府:大学院 に興味のある方は他の記事を参照してください。) 
記載の内容については、私自身の記憶をよりどころに、できるだけ率直に書いてますが、正確性は保証しません。あくまでご参考に。
 

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情報学環・福武ホール
 
 私は、社会人として、2018年4月より、東京大学大学院情報学環教育部に入りました(2023年11月現在、まだ在籍してます)。学部でも大学院でもない教育部という謎の組織ですし、募集要項とシラバス以外の情報は不明な点が多く、通常公開されている、大学院生や学部生などと異なり、教育部研究生の便覧は公開されておらず、出願をまよった覚えがあります。例えば、大学内での身分は何か、他学部の授業の聴講などについてはどのような制限があるのか?、教育部が提供しているカリキュラム以外、どんな勉強の機会が与えられ、どんなファシリティが使えるのか等についても良くわかりませんでした。最終的には、メインのカリキュラム以外に関しては、やりたいことを相談して試してみてダメならしょうがないというつもりで入学しました。
 
 入学してみて、教育部のカリキュラムについて改めて感じた事は、情報、メディア、コミュニケーション、ジャーナリズムに関して幅広い学びのチャンスがあり、東大生/他の大学生を問わず、これらの学問やその境界領域に興味をもった学生が学ぶ場として、とても良い環境だと言う事です。
 また、教育部のカリキュラム以外についても、東大は広く開かれた場であり、他学部の学生の聴講についても教員の判断にまかされている大学院/学部が多く、履修者の妨げにならなければ聴講を許可されることも多いと感じました。アントロプレナー道場や、Python のプログラミングコースのように、学部や大学院、研究生を問わず、学生に履修を許可している魅力的な科目も多く存在します。そして、それらもとても有意義であるということを実感しました。
 
 情報学環の組織の中で、大学院の学生が所属する学際情報学府という組織については、落合陽一さんを輩出している暦本先生の研究室などが有名です。それに対し、情報学環教育部は、著名なマスコミの人材やメディアの人材を多く輩出しているものの、教育部の存在はあまり知られておりません。多くの教育部の学生は人づてに紹介されて、教育部を知り試験を受けて入学してきているようです。情報学環教育部が内容的には素晴らしいポテンシャルを持ちながらも、その事がみなさんに周知されていない事を残念に思っています。そして、特に、東大以外の学生にとっては、東大の中でおきている様々な取り組みにふれる絶好の場であり、こうした場をもっと活用して意欲のある人が勉強したら良いのにと強く思いました。そして、私が受験する前に不足していると感じた「教育部についての情報や受験についての情報」を提供したいと思い、このエントリーを書くことにしました。
 
 私自身は社会人経験をした上で入学していることもあり、ここでの記載はあくまで私自身の経験に基づく感想です、皆さんはまた違った見方をされるかもしれませんし、ご自身の目で情報を検索したり、勉強して判断してみて、もし興味をもたれるようでしたら、入学を志してみてください。それが情報学環の教育部のスピリッツだと思います。
 
 目次

情報学環教育部について

  • コンセプトと特徴

 学生や社会人が本業の他にダブルスクールのような形で、情報メディアや、学祭的な(中間領域の)勉強をするための、東京大学教育機関になります。2年間で24単位を取得すると修了となり、学部や大学院の卒業認定を得ることはできません。
 
 現在の教育部の母体は、1929 年に東京帝国大学文学部に新聞に関する学術研究施設として新聞研究室が設置された事に端を発します。その後敗戦をへて、GHQの指導により各大学に新聞学科が設置される中で、東京大学に新聞研究所が発足し教育部にて学生への教育が始まります。1992年より社会情報研究所になり、2004年に大学院情報学環に統合され、現在の 東京大学情報学環教育部 に至ります。 現在の情報学環には、学問の境界的な領域を研究する先生がたが中心になり、社会情報学コース、総合分析情報学コースなどを始めとする6コースの大学院組織と、私の所属する情報学環教育部という教育部研究生の所属する組織があわさった組織になっています。
 
教育部の授業カリキュラムは大きく2つに分かれ、母体が新聞研究所であったことから広くメディアについて学び研究する授業と、情報学環の大学院の教員による境界領域の研究を学ぶ授業の2種類があります。
 
  • 入学後の身分、卒業後の位置付け

 入学後、在籍証明に記載される身分は、 ”東京大学 大学院情報学環教育部研究生” です。(UTAS上の記載や、在籍証明に記載される身分) 教育部が所属する部門は学部をもたない組織であり、東京大学大学院情報学環という名称のためこのような身分になります。しかし、教育部は大学院ではなく<学科課程>で、教育部研究生は大学院生ではありませんが、名称は紛らわしいので注意が必要です。
 
 東京大学の提供する様々な教育やサービスには、広く学生を対象としたものと、学部生あるいは大学院生を対象としたものがあります。教育部に入学した方は、身分は大学院情報学環教育部研究生ですが、学生証に記載されている肩書きは現在は”研究生”です。(2019年に学籍番号を49 から 5A に切り替えるとのことで、学生証の切り替えが行われましたが、その際に、案内なく密かに、記載内容が、”本学の教育部研究生であることを証明する” から、”本学の研究生であることを証明する” に変更がありました。)
 
 広く学生を対象として、募集されている授業やセミナー、サービスなどを受ける機会を、原則として提供されるはずです。(東京大学アカデミック防止宣言を参照
 一方で対象を学部生および大学院生とした教育やサービスもあり、明示的には教育部研究生を受け入れてくれるかは不明なものもあります。 
 
 大学院情報学環教育部研究生は、設置された背景を確認してみると、新聞研究所にて研究と同時に教育部にて学生の教育を行う事を目的として設置申請をしています。そして、国立大学設置法(S24) にて、新聞研究所の目的を、「新聞及び時事についての出版、放送又は映画に関する研究、並びにこれらの事業に従事し、又は従事しようとする者の指導及び養成」として、国に認められた学科課程となっています。この認可のおかげで、研究生ではありますが、単位認定や、正規の課程の修了認定をしてもらうことができるのだと思います。この設置目的により学生の教育が許可されたくだりは、東大新聞の記事に詳しいです。また、新聞研究所教育部研究生の位置づけはこちらが詳しいです。
 
そういった理由で、学位はもらえませんが、教育部研究生は、学部生と同等の法律上の学生という位置付けの ”はず” です。学位に関係しないサービスは(個人的には)教育部研究生にも提供されるべきと思いますが、情報学環内でも教育部研究生の身分について混乱している状況です。 
 
もし何かやりたい事があったら、期待はせずに、相談/交渉してみて、自分で道を切り開くことをおすすめします。 
(五神総長の話をお聞きする限りでは、社会人学生(研究生)も含め広く教育の機会を提供する事を、東京大学の理念とされているとの事ですし、ハラスメントのポリシーにも同様の記載があります)
 
在学中、図書館の利用や、スポーツジム(有料)は利用できます。
 
所定の単位を取得すると、「大学院情報学環教育部において正規の課程を修了した事を認める」修了証を頂けますが、卒業認定はありません。したがって、修了後は、”東京大学大学院情報学環教育部 修了” となります。 大学の卒業資格も大学院の卒業資格も得ることはできません。
 
就職の際など、教育部って何と聞かれることもあるようですが、色々な方の話をお聞きした結果からすると、”東京大学の組織で、受験して入学し、メディアや境界領域を勉強する学部レベルの教育を受ける2年課程の教育機関” と言う説明が適当のように思われます。 
 
  • どんな学生がいるか

2020年まで、毎年の入学の定員は30名で、およそ半分の15人ぐらいが東大生、12人ぐらいが他の大学の学生、3人ぐらいが社会人といった感じでした。2021年度は、一次試験が願書の書類審査になり、筆記試験が無くなったためか、社会人が多い印象です。
 教育部の授業の多くは、社会情報学や、メディアや広告などの授業が多く、ヒューマンインターフェースなど情報系に近い授業もありますが、数学的な知識を要求されるものは無く、多くの学生が文系です。 
法学部の学生や、教育学部、心理学部、経済学部、文学部など多種多様な学生がいます、そしてまれに工学部の学生もいます。自分の本業の学問以外に情報学環の教育部の授業を受けに受験して入ってくる学生ですので、何かしらバイタリティやアクティビティを持っている学生が多いと感じます。また、いろいろな人や物事を受け入れる事に寛容な学生が多と感じます。
情報学環の大学院には、海外からの留学生も多くいらっしゃいますが、教育部に入学した学生で、他大学の留学生の方にはまだ出会った事はありません。(東大に留学している学生の方で、教育部に入学されたかたは何人か知っています)
 
同時期に入部する学生は30人と少なめですが、全員が必修の授業はないため、誰が同期かは、良くわかりません。教育部には自治会があり、新歓や、合宿など企画してくれますので、入学された方は積極的に自治会の活動に参加される事で、情報学環教育部という場がより活性化されると思いますし、自分にとっても有意義で良いと思います。
 
  • 授業や単位

 教育部の主催する授業の多くは、福武ホールの地下2階の、メディアスタジオで月ー金の夕方から夜にかけて行われます。2021年度の授業は、情報学環教育部シラバス2021 にて公開されておりますので入学を検討されるかたはぜひご確認ください。分野は、
 
 ・メディアとジャーナリズムについて学ぶ「メディア・ジャーナリズム」領域
 ・情報産業の構造や仕組みについて学ぶ「情報産業」領域
 ・情報社会の歴史や現状について学ぶ「情報社会」領域
 ・情報と技術の関わりについて学ぶ「情報技術」領域
 
 以上の4つの領域からなり、授業は、講義形式で進められるものや、輪講形式で進められるもの、ワークショップを行うもの、それらがまざった授業などがあります。
講義形式の授業は、情報学環の大学院の教員が自身の研究内容を噛み砕いて講義したり、広告代理店や、出版や放送やメディア業界にお勤めの外部講師の方が実際の現場の生の話について講義をしたりします。また、ワークショップ的な授業には、大学院の工学部の学生や美大の学生と一緒に作品を作り東大制作展に出品する授業や、テーマを決めてグループでVideo撮影をして、ドキュメンタリーの番組を作る授業などがあります。
大変ユニークで面白い授業が多いと思います。
(講習を受けて、情報学環のスタジオ機材や、撮影機材を使うことができます)
 
 現役生の教育部の授業紹介はこちら
 
 これらの授業は教育部研究生以外の学生の聴講は禁止されています。これらの授業をうけるためには、東大の学生といえども教育部を受験して入部する必要があります。(自由に聴講できてしまうと、わざわざ受験して入る必然性は無くなりますからね)
 また以上の授業の他に、学生が自主テーマを決めて研究した内容について、自治会の合宿に参加して発表し、教員への報告会で報告の上レポートを提出することで、単位が認められる、科目もあります。
 
 社会人も入学可能なように、夕方から夜にかけての授業が多くカリキュラムが設定されています。しかし、どの授業がいつあるかは入学するまでわかりません。また、入試は平日にありますし、学務の受付も平日の日中ですから、時間的に融通がきかないと難しいかもしれません。
 
教育部を修了するためには、24単位を取得する必要があります。本科の授業の他に、24単位とる必要があり多少の負荷になることと、修了することで学位がでるわけでもないので、2年以上在籍する人は多いようです。 
 
  • 活動可能な居場所など

 大学で勉強したりディスカッションしたりするメインの活動拠点としては、福武ホールの1Fにある、学環コモンズと呼ばれる所が利用できます。教育部の学生は大学院生と共有してここで勉強や研究をしたり、議論したりすることができます。このコモンズはガラス張りになっており、外から丸見えですが、とてもおしゃれなスペースで素敵です。 この他に、東京大学の図書館や、ライブラリープラザも利用できます。
東京大学の図書館は、教育部のある本郷キャンパスのみならず、駒場や柏の図書館の利用も可能です。)
 東大生協に加入し(有料だが解約時に返金あり)、学生食堂や書籍購買部を割引で利用する事ができます。
 個人用のロッカーは提供され無いので、他大学からきている教育部研究生には不便です、(東大の学部生はそれぞれの学部に個人ロッカーがあるようです)
 
御殿下呼ばれているスポーツジムも有料で利用できます。
 
その他、文京区にある東大の学生ということで、文京区の施設、図書館、スポーツセンター(ともに東大の近くにあり。)も利用できます。

入試に関する情報

  • 受験資格

入学に関する条件の詳細は、情報学環教育部研究生募集要項 を参照して頂きたいですが、おおまかな条件としては、教育部に入学時に、大学の学部に在籍する2年以上の学生であるか、あるいは大学を卒業する見込みであるものに受験資格があり、教育部に入学時に大学院に在学する見込みの学生は受験資格がないことになります。
 
入試に関する公式情報ソース
 
  • 入試説明会

 必須ではありませんが、参考になると思いますので、なるべく出席されると良いと思います。(自分は出ませんでした) 2022年度入学を目指す方向けの入試説明会は、2021年11月24日に終了しました。
 
  入試説明会の案内は次のリンク先に掲載されると思いますが毎年、10月から11月の間にある事が多いようです。 http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/event
  
  • 入試対策

2022年度の入試は、昨年に続き、入学願書の書類選考により、一次試験となるようです。
一次にパスすると、zoom によるオンラインの面接を行うとのことです。 
願書の記載が重要ですね。 長文の試験がない分、社会人に少し有利な気がしますが、現役の学生さん、頑張って!
 
---  以下は、通常の試験の際の情報です。 --
 
一次試験は、記述式の問題となります。それに合格すると面接試験となります。英語の試験はありません。
2018年度入試では、60人弱の受験者がいました。それに対して、一次合格し二次に進んだ者は40名ほど。そして最終的に30名が合格しました。 
 
 情報学環の教育部は、長い歴史の中で今の形で生き残ってきています、だからこそ、教育部で提供しているユニークな教育の内容の重要性について自負している先生方も多くいらっしゃると感じています。応募される方は、情報学環教育部とはなにか、情報学環教育部のユニークなポイントとはどんな所なのか、良く読まれて理解し応募されると良いと思います。そして、情報学環教育部がどういった立ち位置の教育機関であるかを理解し、募集要項をきちんと読んだ上で、求めている人材に自分が合致している事をアピールできるように、入学願書を書かれると良いと思います。
 無事に一次を通過し面接試験をうける際には、願書に書かれた内容に関係する質問があることが多いので、面接を受ける際も想定して、願書を書かれると良いと思います。
 
  • 願書

願書は、・履歴、・学習計画、・受けてみたい授業、・自己推薦書 からなります。
 
出願時に提出する"学習計画書"や、"受けてみたい授業" ,  "自己推薦書"は、きちんと募集要項を読めているか?、情報学環教育部で教育するにたる人材か?、を判定する材料なので、合否に深く関係すると思います。
  • 学習計画(願書)
学習計画については学習したい内容について、なぜそれを学習したいと思うのか必然性がわかるように書かれると、分かりやすいかと思います。 自分の場合は、
・自分の経験を記載し # そこから
・どういう事に関心を持っているか      #そしてそれ故に教育部で提供している分野で、
・何を勉強したいか       # について記載しました。
あくまで計画ですし、入ってみないとどの授業が受けれるのかも保証がないですから、シラバスを見て勉強できそうなことについて、やってみたい事を論理的に書けばOKだと思います。
  • 受けてみたい授業(願書)
シラバスから、学習計画にそって近そうなものを適当に記載し、学習したい理由を書きます。 シラバスの中で、関心ある教科をみつけて、それをベースに学習計画をたてても良いかもしれません。
  • 自己推薦書(願書)
人柄をみたり、この学校でうまくやっていけそうかを見ると思いますので、相応のアピールをすると良いかと思います。
  • 筆記試験 

 試験時間は一時間で、合計1000字程度の論述する問題が出ます。昨年の問題は、教務に出向いてお願いすれば頂くことが可能です。
 2018年度の入試は、「メディア不信 何がとわれているのか」林香里(岩波新書)が引用され、下記のような設問でした。
  1. 下線部(a)はどう言うことか、本文の趣旨に即して300文字程度で説明しなさい
  2. 下線部(b)  に関して、具体例をあげ、それがいかなく意味で○○戦略として成立するかについて、300字程度で説明しなさい。
  3. 下線部(c)  「・・・」とあるが、どのような使い分けが望ましく、どのような使い分けが望ましくないのか、具体的な事例をあげて論じなさい。字数は、解答用紙に収まる範囲内で自由とする。
 過去の出題の傾向は、ITに関係するような文章をもとに出題される年と、メディアや社会学的な題材の本から出題される年があり、それぞれ上記のように、出題の内容をきちんと理解し、自分の考えをまとめて設問に解答できるかを問われる筆記試験が出題されるようです。
 2019年の入試の説明会では、「答えは、問題に書いてある」といった説明があったと聞いていますが、あくまで出題の趣旨を理解し、それに対してまっすぐ答えることが必要です。
 まっすぐ答えるとは、例えば問題が、「 昨今、米国のハイテク企業が個人情報を取得し、それを利用してサービスを提供していることの是非に関して、世の中で議論がまきおこっている。それに対して、貴方の考えを理由とともに述べなさい。」 であった場合。その答えとして、ハイテク企業の個人情報の利用について自分の考えを力説してもだめです。問題は、『世の中で議論が起きていることに関する貴方の考えを問うている』わけですから、ハイテク企業の個人情報利用に関して世の中でおきている議論(対立する意見を各々とりあげる)についてまず説明し、そレラの意見に対してあなたはどう考えるかを理由とともに述べる必要があるといったことです。
 試験対策として、メディア関連の本を読むのも教養としては悪くは無いですが、試験の対策としての即効性は無いと思います。日頃から、メディアや情報やIT化に関して、社会の色々なできごとに問題意識を持ち、自分としてはどうしたら良いかといった事を考えをまとめておいて、チャンスがあったら人と話したりするのが良いのではないでしょうか。また、筆記試験になれていない人は、自分の考えをまとめて、1時間で文章に書きあげる練習をする必要があるかと思います。
  • 面接試験

学生1対面接官の先生が2名で、15分の試験を受けます。内容は、志望動機の確認や、学習計画の確認など、願書に記載の内容を中心に、興味の内容、やる気、終了する意思があるかの確認などが行われます。 面接でも40名から30名へ、4分の1が落とされますので1次をとおった方は、取りこぼしのないように。 願書をちゃんと書く必要はここにあります。
  • その他

教育部の自治会が作ったパンフレット、2022年版が、大学のホームページに掲載されています。 教育部について知ったり、試験対策についての情報があるかもしれません。
 
- 教育部の歴史に関する情報
 
 東京大学100年史、部局史4 P495  あたり
 
 ブログ
 
  • 過去に入学した先輩のメモや、入試に関する情報がblog などにあります。 
    自分も参考にさせて頂きました。先輩方に感謝
 
   kn2423's diary
 
   ask.fm
 
   東大大学院 情報学環 教育部に合格するまでの話。
 
  • 以下、このエントリーを作成した後に公開されたblog